こんにちは、真栄の田澤です!
今日も寒く眠く、朝は全く
起きれませんでした????????
これからどんどん寒くなっていくと
いうのに、この寒さに歯が立ちません????
本日は、ひび割れ部分補修の工法について
お話したいと思います。
エポキシ樹脂
クラック補修によく使われるのが、
弾性シーリング材の他にエポキシ樹脂
というものがあります。
エポキシ樹脂は接着力が非常に強く、
いろいろなものとものをくっつける力を持っています。
クラックの補修に使うものはしばらくすると
固まって非常に頑丈な壁になってくれるので
大きなクラックにも対応出来ます。
エポキシ樹脂自体はテニスのラケットから、
ジャンボジェット機まで様々なものに
使用されているそうです。
ダイレクトシール充填工法
何も加工や下処理をせずにクラックに直接、
弾性シーリング材や弾性エポキシ樹脂などを注入します。
このときのシーリング材の層は薄く、
そこまで強いものではないので、クラックをこれ以上
広げないようにする為の工事と言うよりは、
クラックを防いで次の本格補修までの
防水補修のような簡易的な感覚の補修工事です。
ダイレクトシール充填工法の工程
- エアダスターなどでクラック付近を掃除する
- エポキシ樹脂やシーリング材を注入する
- はみ出した樹脂などを拭き取る(必要に応じて溶剤を使う)
U字カットシール充填工法
少し大きめのクラックを補修するときに使用する工法です。
ダイレクトシール工法よりも大きめのクラックに対応出来ます。
クラックの上からシーリング材を充填するだけでは
クラックの奥まで行き渡らず、大きいクラックには対応出来ません。
そこで電動カッターを使用して、一旦クラックを大きくした上で
シーリング材を注入することで、クラックの奥まで
シーリング材を行き渡らせ、分厚いシーリング層を作る事が出来ます。
U字というのは工具によって出来た溝をさしているのですが、
電動サンダーや電動カッターの刃によって出来る溝の形が違います。
V字のものもあるためV字カット工法と呼ばれる場合もあります。
U字カットシール工法の工程
- クラックにそって電動サンダー(電子カッター)でクラックに溝を作る
- ハケなどを使って丁寧に掃除する
- 溝の部分にプライマーを塗布する
- ノンブリードのシーリング材などを注入し溝を埋める
- ヘラでシーリング材を押し込むようにのばす(ならす)
- エポキシ樹脂モルタルなどを塗りきれいにする
自動式低圧樹脂注入工法
自動式低圧樹脂注入工法はかなり大がかりなクラック補修方法です。
大きく長いクラックにも対応出来ます。
エポキシ樹脂接着剤をクラックの奥の奥まで行き渡らせて、
クラックの奥から固めてしまう工法です。
自動式といっても機械を使用するわけではなく、
ゴムの力で自動的にエポキシ樹脂接着剤が
出てくるようになっている注入器をクラックの複数箇所に設置し、
同時にエポキシ樹脂接着剤を注入していくというものです。
使用するエポキシ樹脂接着剤はクラックの幅によって
粘度が違うものを使用します。
自動式低圧樹脂注入工法の工程
- ワイヤーブラシとエアダスターなどでクラック周辺を掃除する
- クラック25cmごとに注入器(シリンダー)を取り付けられる注入口(座金という)を設置する
- クラック全体にシール材を塗布する(注入されるエポキシ樹脂が出てこないようにするため)
- 1日待ちシール材を乾燥させる(乾燥時間はシール材による)
- エポキシ樹脂接着剤の主材と硬化剤を分量を量りながら混合する
- 注入器をクラック上の注入口に設置し、全ての注入器で同時にエポキシ樹脂接着剤を注入する
- 1日待ちエポキシ樹脂接着剤を硬化させる(乾燥時間は接着剤による)
- ディスクサンダーなどでシール材を剥がす
以上、ひび割れ補修の工法についてでした!
では今日も1日お疲れ様でした!
屋根・外壁塗装専門店
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